
ヒツコイようですが、違いますよ。
今日はレビューを書きます。
そういえば、いつの間にBRMCと言ってよくなったのでしょう
あれは単にVirginの意地悪だったんでしょうか…
(最近好きになった人は知らないかもしれないけど、ツアーライダー(イベンターに対する指示書)にですねBRMCと呼ぶことを禁ずる。フルネームで呼ぶこと、と書いてあったんですよ。ちょうど03年頃っすかね?Virginと仲悪かったからねー。
それはさておき、全曲解説つき(ワシのじゃなくピートさんの)レビューにするので長くなります。
Took Out A Loan
別々の場所で書かれた曲で、第一ヴァースと、コーラスの部分のリフはサウンドチェックで長い間演奏したりしてたのを組み合わせて作られてる曲で、HOWLのBサイドにしようとしたのをとっておいた曲、だそうです(たぶん/笑
そのリフだけで始まるんですね、この曲は。しかも、左チャンネルからしか流れてこない。ライブではありえないんですけど…。あ、ロブがギターを弾けばアリですね。ひずませ放題にひずませたギターの音がHOWLとは違うアルバムですよーというのがよくわかる一曲目として、この曲はぴったり。
ミドル〜スローの曲でブレイクがあったり、ソロっぽいものがあったり、ちょっと今までにない曲かも知れませんなあ。ソロっちゅっても、早弾き!みたいなのではなく、ワシはエイドリアン・ブリューを思い出しました。そんなかんじ。
Berlin
HOWLのツアー中に、ベルリンで書かれた曲。リフも同時に出来上がったらしいです。(解説は、あーーーーー。とか、長すぎですよ)
1曲目に続けて、またリフが印象的。あの、ワシはリフ大好きオンナなので、メロはどうあれ、リフがかっこ良ければすべて良しなんす。そして、セカンドのhigh babe並に、ピートのお色気(笑 全開ソングです。uhghとかooghとかさ。
ライブの一発目に起用されがちなようですが、なんとなくわかります。緩急のつけ方とかも絶妙だし、アップテンポで盛り上がりそうな感じ。最初から飛ばせるピートならではですな(喉が丈夫で良かったよ
Weapon of Choice
アルバムリハーサル中にできた曲。ピートとロブで作り上げた曲のようです。ギターパートとコーラスを作ったあとでロブがファーストヴァースを作った(って言ってる?)
イントロのギター部分はHOWLを少しひきずってて、でもドラムが重めに入っているので印象は違うかな。ロブがメロディを歌ってコーラス部分はピートが歌ってる。印象としては、二人でわけあって歌う曲例えばパンクソングとか?のような印象。私としては気持ちBPMが遅い感じがします。もう少しアップテンポだとパンクソングに匹敵するかも(ライブでは違うのかも…ていうか、パンクソングもレコードで聴くとこんなに遅かったっけ?と思うから)そして、構成も凝りに凝っていて、初めてオフィシャルで聴いたときは「詰め込みすぎだろ」と思ったくらいです。バンドの持てるものをすべて注ぎ込んだような曲かな。
曲の印象より、コーラスのI won't waste my love on a nationがすべてを物語るというか、バンドの立ち位置とか、思想とかがこの一行に込められてる気がするんですね。
だからといって、私はそんなにこの曲が好きーってほどでもないです(笑
Window
HOWLのツアーでのリハーサル中にロブがピアノ弾きながら作った曲。ライブで1曲(Promise)のためにピアノ使うのはなんだなーっつうことでピアノ曲を作ったらしい。そこにニックがドラムでジャムっていき、ピートがギターを重ねていったようですよ。
最初に聞いたときの印象は,ビートルズ?ってかんじ。ミドルテンポのピアノ曲。いろんなレビューでも書かれてたので,わしの印象もあながち間違ってない、はず。微妙にキーが高いので,ライブでのロブの声が心配ですがね。ファルセットも使ってるしさあ。
まあ,ひと言いわせてもらうとですね,長い。もっと長い曲も控えてるんだけど(笑、往々にしてロブの曲が長い(実はそうでもなかったりするのに、そういう印象だったりする)
私のともだちは一番最初にこの曲が気に入ったと言ってました。
今回こういう構成に凝った曲が多いのよね…。部分部分では好きなんだけど、例えば中盤のピートのギターのフレーズとかはいいんだけどね。終わり方もあんまり好きじゃないんだよなー、この曲…。って、書きながら、あー誰かに読まれたらやーねーと思っている自分もいたりする(笑。ググルのトランスレート経由のリンクには敏感な今日この頃。ま、別に太鼓持ちに徹することもないさね。
Cold Wind
これまたリフありきの曲で、ツアー中に出来上がっていった曲。シンプルな曲。
最初、ちょっといつもと違う感じかな?と思った。コーラス部分のバーストしてる感じとかね。メロの感じとかも。なんとなくストーナーっぽい。スローテンポだけど。この曲のギターの音好きだなー。でも終わり方は、らしい感じ(笑
Not What You Wanted
これまた苦労した曲らしい。いわゆるポップソングっぽくしたくなくて、ハーモニカやスライドギターを入れたりしたんだけど4日間ぶっ通しでやった挙げ句に、このバージョンに落ち着いたらしい。機会があれば違うバージョンを出したいなーと言っていますよ。
と言いながら、すでにスタジオライブみたいなテイクでは思いっきりやってますな、スライドギターバージョン。
ROのインタビューでロブが、ライドっぽいと坂本さんにいわれてちょっと困った感じになってるんだけど…。ライドっぽいかな?私はあんましそうは思わなかったので、あれを読んだとき、わしのライド感が違うんだろうなと思ったのだったよ。ロブ曰く、マイナーコードじゃないし、明るい曲になったからあえて歌詞をくらくしたって言ってます。いいじゃないの、明るい歌を歌っても。なんてね。
ロブが今回書いているっぽい歌は(クレジットは常にヘイズ&ビーンなので、正確にはわからないけど)ポップな上になんだか実験的(いわゆる実験音楽っていう意味じゃなく、BRMCの姿勢としては珍しいという意味)なものが多く、多分これも新境地開拓の一部なんだろうなって感じ。
666 Conducer
HOWLのレコーディングの最後の日にTook Out A Loanと同じ日にレコーディングした曲で、2テイクで録った曲。もともとの曲とは全く違う曲のようになったのは嬉しい驚きだった。
前からこの曲のアコースティックバージョンは流通していて、いろんなセッション系のラジオ番組とかで演奏はしてたから曲は知ってたけど、本当に、アルバムバージョンは印象が違います。イントロの重い感じのドラムといいかなりサイケデリックな仕上がり。最初にオフィシャルで聴いた時Weapon Of Choiceよりこっちの方が好き!と言ってしまったくらいです。いや、今もだけど。
All You Do Is Talk
3〜4日で作った曲で、15〜16のギターパートを重ねてある。ギター音の壁(wall of guitar)を作り出した。コードの一音だけを弾いたらどうなるのかなーと思ってやってみたりした。最終的にその音はところどころに聞こえる程度になっている(すいません、ここ超訳)
静かに始まって、音が重なっていくのはsalvation〜heart+soulの流れを一曲の中でやってるような感じで、でも、なんかすごく優しい感じのする曲です。だけど、ポリスのEvery Breath You Takeとかみたいに、恋愛の歌と見せかけておいてほんとはすごくポリティックな歌だったりして…と思ったりする。
Lien On Your Dreams
どこの都市で書きはじめたか忘れちゃったけど、ジミヘンの曲からパクった曲があって、それから発展した曲で、Took Out A Loanのテーマを引き継いでいる曲。
オアシスの初期の曲に似てね?とか言われているんだけど、ジミヘンだったかー(笑 ロブのファルセットが聞けますよ。最後の方のギターのフレーズは今ひとつ好きになれないままです。
Need Some Air
ロブがMing Vauzeとかいうステージネームの人と一緒に書いた曲。本名忘れちゃった。バンドの名前も忘れちゃった。何曲か一緒にやった。詞は書いてない。Ty Cobb(the Cobbs)とかと同じで、ジャムっててできた曲。アルバムの中で一番速い曲(笑
参考:Ming Vauze
この曲が、問題?のCMに使われた曲です。疾走感がすごくあってでもすごくダークな曲だと思う。ポンティアックの広報部にはこのダーク路線が好きな担当者がいるんでしょうね、ダンディーズとかよく使ってるし。コーラスのところが、BRMCだけじゃ作んないだろうな、って感じのキャッチーさ(笑 カッティングのギターといい、やはりBRMCだけじゃできなかっただろうな、って感じの曲。多分、ギターもMingさんが弾いてると思われます。ライブでは、ピートがベース、ロブがギターを弾いてます。ていうか、カッティングギターは、はっきり申し上げて…うまくない(ははは…
http://www.youtube.com/watch?v=TJx2R_63cMc
Killing The Light
スコットランドで書いた曲。小さいクラブでやった時に。アルバムが出来上がる1週間前ぐらいに完成した曲。試行錯誤があった。長さとか。
スローで、ダークで、サイケデリックで、ピートのファルセットが印象的な曲。でも、結構バーストしていて、あたしはこの曲かなり好きです。ファルセットから地声の移行がすごくうまいと思うんだけど。今までの曲にないものを持ち合わせているような気がする。発展系のサイケデリアって感じ?
American X
どうやってできた曲だっけなー。ここでもベースを弾いてるんだ。ロブがギターリフを持ってきてレコーディング中に出来上がった曲。
長いです。9分越え。最初のうちは、この曲どうかなーと思っていたんだけれども、なぜかスルメ曲。ロブがリフを考える曲ってなぜかちょっとだけ演歌っぽいと思うのは私だけでしょうか?最初にそれを思ったのはセカンドのSuddenlyなんですけどね。なんだか、この曲ではロブがバーストしてます。ギターのフレーズもなんとなく、演歌っぽい(笑。要するに泣きのフレーズみたいなのね。ピートはなぜかそういう要素は持ってない。
Am I Only
アルバムの中で一番古い曲。車の中かなんかで作ったアコースティックの曲なんだけど、ずっと演奏できなかった曲。17年経ってやっとレコーディングできた曲なんだ。
どこかのインタビューで17歳の時に作った曲って書いてあったけど、17年前の曲なのね。それって、小学生?中学生?とりあえず、子供の時にこの曲を作ったのか(驚! 古いってだけあって、やはりこのアルバムの中では最後に持ってくるしかなかったくらい毛色が違う。ていうか、このリリックも当時のものなのかしらね。なんとなく、自分は君らと違うと思ってたけど、結局同じなのかなーみたいな、青い感じがいいですね。すごく優しく、切ない感じの曲。
はー。書き終わりました。ピートさんの解説部分(色を変えてみた)は聞き取りも自分なので、きっと間違ってるところもあると思いますけど、許してください。
このアルバムは、初心者にとってもとっつきやすく、熟練者にとっては新しい発見があるアルバムだと思います。ロブの作った曲は新しい試みにあふれているし。なので、多分熟練者は好き嫌いがあるアルバムのような気がします。黙ってついて行きます系のファンにとっては、まだまだ底を見せないバンドだなーとますます惚れ込むかもしれません。それはアタシ。
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